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どうして歯並びが悪くなってしまうのだろう?

「歯並びがガタガタに乱れている」

「隙っ歯があるけど大丈夫かな?」

「出っ歯が気になってしまう」

「受け口を治してあげたい」

お子さんのお口を見たときに、上記のように歯並びの乱れが気になったことはありませんか? こちらでは学校歯科医として数多くの子どもたちのお口を診察し、矯正治療経験も豊富な天王寺駅近くの歯医者「木下矯正歯科」が歯並びが乱れるメカニズムをご紹介します。当院では原因からしっかりと理解し、矯正治療を行うことが大切だと考えています。

お口周りや舌の筋肉がポイント~歯並びへの影響~

歯並びは、お口周りや舌の筋肉が成長する際に、歯とハグキの部分(歯槽部)にさまざまな力が加わることによって形成されていきます。こちらでは、成長期に歯並びに影響を与える力について説明します。

こちらは歯列の形成に影響するさまざまな力を表した図です。赤い部分は歯槽部を表し、赤い部分の内側が舌、外側には、頬、口の周りの筋(頬筋・口輪筋)が存在します。画像上が上顎、画像下が下顎となります。

外側の矢印:頬筋や口輪筋から上顎、下顎の歯槽部にかかっている力を表しています。
内側の矢印:舌によって歯槽部にかかっている力を表しています。

歯並びは外側・内側からかかる力のバランスが偏ることによって変化します。以下では力のかかり方によって起きる「悪い歯並び」の例をご紹介します。

受け口になってしまう場合

受け口は、舌が低位(通常より低い位置にあること)の場合に起こりやすくなります。下図は「上顎は外側からお口周りの筋肉に押されているが、舌が低い位置にあるため内側からの力がかからず、一方的に外側からの力がかかっている」という状態です。このように力のかかり方に偏りができると、「内側から舌に押されている」下顎に比べ、内側からの刺激が少ない上顎歯槽部の成長量が小さくなり、逆に舌圧の刺激を受けて下顎歯槽部の成長量が大きくなることで、上下の歯槽骨成長量のバランスが崩れて受け口になってしまうのです。

受け口を招くクセ

以下のようなクセがあると受け口になりやすくなります。

下顎を前に出す
下顎を前に突き出すクセがあると、受け口になりやすくなります。
だらんと口を開けている
力なく「だらん」と口を開けていると、舌は低位になりやすく受け口の原因につながります。また、下顎を持ち上げる筋肉が弱くなり、下顎の下方向への成長が大きく生じることで開咬の原因にもなります。
口呼吸が多い
口呼吸を続けていると、舌の位置が下がり気道を狭くします。そこで気道を確保するために下顎を突き出すようになり、受け口を招いてしまいます。
出っ歯になってしまう場合

出っ歯は、舌が通常より前に位置することで発生しやすくなります。下図のように「舌が前方位を取ることで舌によって前方向に力がかかっている」状態が続くと、舌で前歯が押し出されると同時に頬の筋肉が内側に作用して歯槽部の後方(奥歯の部分)には外側からかかる力が大きくなり、歯槽部全体がV字型に変形させられて出っ歯になってしまう場合があります。

出っ歯を招くクセ

以下のようなクセがあると出っ歯になりやすくなります。

離乳食でやわらかいものばかり食べている
やわらかいモノばかり食べて奥歯で噛む習慣をつけないで育ってしまうと、歯列の真ん中より前方で噛むクセがついてしまい、舌は前方位を採るようになってしまいます。これは、出っ歯になる原因の一つになります。
背中を丸め下向き加減で食事をしている
姿勢が悪く、下向き加減で食事をしていると、前方の歯で食べ物を噛んでしまうため、舌を奥歯付近まで動かす筋肉の発達が悪くなります。これも出っ歯になる原因になります。
実際に奥歯で噛めるか試してみてください!

下向き加減でものを食べると奥歯で噛む事が出来ません。本当に噛むことが出来ないのかガムを使って簡単に体験していただく方法があります。

体験方法

(1)まず、ガムを口に入れて普通通り噛んでみてください。奥歯や左右の歯、前歯で噛んだりと、どの歯でも噛むことが出来ます。

(2)噛んだまま背中を丸めて下向き加減の体勢になってください。するとどうでしょう?ガムを奥歯で噛もうとしてもガムが前歯の方に転がってしまい、奥歯で噛む事が出来なくなってしまったのではないでしょうか。

体験していただいたように下向き加減では意識しても奥歯で噛む事は難しいものですので、お母さんがお子さんの食事の姿勢を確認してあげることが大切です。

歯列がガタガタになってしまう場合

舌の力が全体的に弱い場合には、上下顎とも歯槽部は、内側からの舌筋による圧力があまりかからず、逆に外側からの筋圧が相対的に強くなるため、歯槽部(アゴ)の成長量が小さくなってしまうことがあります。歯槽部(アゴ)が小さくなると十分に歯が並ぶためのスペースがなくなり、永久歯が重なるように生え、歯並びがガタガタになってしまいます。

ガタガタな歯並びを招くクセ

以下のようなクセがあると、歯並びがガタガタになりやすくなります。

指を吸う・長期間ほ乳瓶を使用する
液体や流動食をノドに流し込む事や、指などを吸う行為が行われる時、舌は前後運動しか行いません。(赤ちゃんはこれが正常な状態です)
舌を前後だけでなく、上下や左右に自在に運動させることで舌筋を鍛えることになります。舌筋が十分発達しなければ先に述べたようにアゴは発達しにくくなります。
やわらかいものばかり食べている(特に離乳食で)
やわらかい食べ物は、噛む回数が少なくても食塊(食べ物のかたまり)は十分にノドを通ります。これは、歯列の前方で噛むクセがついてしまったり、噛んでいる途中で食塊を奥歯の方に送り込むような舌の運動を放棄してしまうことになり、舌筋の発達が悪くなってしまいます。舌筋が十分発達しなければ先に述べたようにアゴは発達しにくくなります。
ご両親からの遺伝で歯並びが悪くなることもあります

歯並びの乱れは、お口周りの筋力の影響以外に、遺伝的要素によって招かれることもあります。たとえば、受け口や開咬(かいこう:奥歯を噛み合わせても前歯が閉じない歯並び)といった歯並び、また歯の大きさなどは遺伝することがあるのです。

親御さん自身が悪い歯並びで悩まれてきたという場合には、お子さんにも遺伝する可能性があります。小さいころから歯並びをチェックしてあげ、気になる点があれば早めに当院までご相談ください。

歯並びが乱れるリスクを抑える方法もあります!

歯並びが乱れる原因が遺伝的要素の場合、歯の乱れを抑えることは困難です。しかし、遺伝的要素以外の理由ならば、歯が乱れないように予防することができます。たとえば、頬や唇などのお口周りや舌の筋力を鍛えたり、食事の姿勢や舌のクセなどを改善していったりすることで、歯並びが悪くなるリスクを抑えることができるのです。

お子さんの歯並びを悪くしないために、小さいころから舌のクセや姿勢などに注意してあげましょう。

悪い歯並びにならないための予防法について くわしくはこちら

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